2005-12-15
入江紀子 白泉社 2002刊 457円(本体)
古本屋を見ていて見つけた一冊。シルキーという雑誌で掲載された作品。
シルキーというのは所謂レディー・コミックの分類なのかしらん。
タイトルと扉絵で買ってみたものの、なんということのない恋愛ものだった。
気負わずにスローに生きている女性と、
ドッグカフェ経営者の青年との、緩やかな恋がかかれている。
犬が活躍する物語を期待していたらはずれだけれど、
気取らない緩やかな恋にはまってみたい人にはお勧め。
小道具としての犬にはいい味付けさせてます。
主人公にすえられている女性は、
結婚適齢期といわれる年齢に達していて、両親と同居。
家庭で母親から嫁に行けと言われています。
しかしながらがつがつとしていず、
飄々と「なるようになる」というさばさばしたところがあり、
こんな女性がいたら惚れる男も多かろう、と思ったのだ。
7点
セ記事を書く
セコメントをする