2007-04-30
捜索は15分間の時間がある。
僕より先に審査を受けた人はすべて暗い顔で戻ってきている。
僕などとは違い、犬との関係をちゃんと気づいている人たちばかりだ。
服従も熟練も、ほとんどの人は合格点をもらっている。
それでも難しいらしい。
僕の出番は、8分間。
大阪を出る前に訓練士さんから受けていた助言も吹っ飛び、
頭の中は真っ白なまま終了してしまいました。
「そらん」は、審査が始まるや、これまでの束縛から解き放たれたのが嬉しく、
一目散にフリーランしていました。
そうと見えなかったのか、時間はいただけましたが、
「そらん」は鼻を使おうとしている様子はありません。
ただただ瓦礫にあがったり、山に登ったり、
そのまま他の犬のところに駆け寄ることがなかっただけで、
僕としては上出来だと思っています。
僕の指示もでたらめなものなので、
あっちこっちをただ探せというだけで、
「そらん」を捜索モードに入れてあげることはできません。
途中で中止になりましたが、
それでも点をもらえたので、不思議な世界だと思いました。
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