点滴
2005-09-06


禺画像]
去年の癲癇発作以来、ほぼ毎日の点滴が欠かせない。
何日間かサボると、「ごお」は癲癇発作を起こす。
一度起きてしまうと2−3日の間発作が続くのである。
点滴といっても血管に入れるのではなく皮下点滴である。
毎回獣医でしてもらうと、多額の治療費が発生する。
だからやり方を教えてもらい自宅でしている。
それでも月に3万円程度かかってしまう。
発作に苦しむ姿など見たくないから、がんばってしている。
でも注射針を刺すときなど、我慢強い「ごお」でさえ
ピクッとしたりするとき躊躇の気持ちが湧く。
躊躇して手を止めると、余計に苦しい思いをさせるし
時には指し直さねばならなくなるので、
思い切りよく治療に取り掛かるのがよいのだが、
やっぱり躊躇の気持ちが湧くのだ。
気の揺らぎを情けなく思う瞬間である。

「ごお」は点滴のときじっとしていてくれる。
僕が入院したとき、自分が点滴されるときに、
感じた不快感は当然感じているはずだろう。
それでもじっと我慢している。
点滴することのつらさより、結果として楽だと思っているのか。
それとも、僕に対する信頼が我慢させているのだろうか。
[ごお]

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