このブログを書き始めたのは、犬日記と読書記録を書き、
噂のブログとはどういうものかという勉強のためだった。
ごく内輪の知り合いに、下僕振りを伝えて、
ひっそりと愉しむ親馬鹿日誌を目指していた。
ところが、ついうっかり「ひろしまドッグぱーく」に触れたため、
アーク・エンジェルズの行く末を追いかけなければならないと、
僕自身の犬好きの魂が、AAを追いかける記事を書かせている。
そして、今回の記事が100回目の記事になる。
いささか長文になりそうな予感がするので、
読むには覚悟をよろしく。
5月29日に「ずばり一言」が更新されている。
[URL]
AAに興味がなかった人がいきなり見たら、
死ぬ運命の犬を救う保護団体が嫌がらせを受けている?
そのように感じるのかもしれない。
が、AAの創立直後からウォッチしてきて、
どことなく胡散臭さを感じ、
「ひろしまドッグぱーく」でどこがおかしいかに気づき、
会計報告に至る経過でおかしいと確信を抱いた僕に言わせたら、
今回の「ずばり一言」ほど、穴のある文章もまたないと思う。
タイトル「噂のみで動く人たち」とは、
残念ながらひろしまで支援品を送り、募金し、
ボランティアに馳参じた人たちだ。
大変な犬の虐待が起こっている。どの愛護団体も動かない。
そんな中、大阪の小さな団体がレスキューに立ち上がった。
世界でも令を見ない大規模レスキューになる。みんなで犬を救おう。
9月の中旬から、そういう情報を噂として流していた。
そして、9月も末ごろ、がりがりに痩せた犬の写真と、
450頭の犬が生死の狭間にいると発表されるや、
(現在でも正確な頭数は不明。450―560と諸説あり。)
噂は全国に広がり、報道もされ、巨額の支援金・支援品が集まり、
多くの無償ボランティアが立ち上がった。
2度と聞きたくもない「ガンバロー、みんなで」を合言葉に、
なんにも指揮能力のないAAの下に集まり、
ボランティアが試行錯誤しながら、犬を救った。
美味しい所だけはちゃっかりAAが独り占めし、
支援金も支援品も何もかも自分のものにし、
意見するボランティアは解雇し、たった4人のスタッフと、
AA専属のボランティアを中心に、やりたい放題、言いたい放題。
挙句、AAに都合の悪い事実が出れば、ボランティアが悪い。
「噂のみで動く人たち」を批判する。笑っちゃうよ。
それがあればこそレスキューらしい形だけは整えられたのだから。
「寄付金返還訴訟の一件についても同様です。
ひとつも間違った行為はしていないので和解の必要は有りません。
先方はこの先、調べるとか資料等の提出を求めているそうですが、無駄な事。一向に差し支えは無い。」
そう林代表は「ずばり一言」で書いている。
またまた、噂で逃げようとしているのは誰?
裁判の経緯の中で、林代表の代理人がなにを言っている。
調査嘱託に応じる必要がない。
親族に振り分けた資金をなにに使ったのかも答えない。
裁判では、全く違うことを主張しているではないか。
そもそも、2006年11月にも12月にも、
2007年1月にも、一人で口座を管理していて、
振り分けの指示もしていたはずの林代表は、
ほんとのことはついぞ言わなかったではないか。
2007年2月の会計報告でも、
6000万円以上のシェルター資金が集まったと報告したけれど、
シェルター基金と銘打たれていた募金は100万円もなかった。
裁判が始まるまでの間に、
何時でもAAはガラス張りの会計報告をしようとしたらできたはず。
のらりくらりと発言をすり替え、論旨をすり替え、
元々は支援者たちの疑念を確信に変えていっただけ。
セコメントをする